商品撮影でモール規定に対応|Amazon・楽天・Yahoo!の画像ルール
「楽天では使えた画像が、Amazonでは差し替えを求められた」。
複数のモールに出店している店舗さまから、このようなご相談をよくいただきます。
商品画像のルールはモールごとに異なり、しかも改定されることがあります。知らないまま登録すると、検索で不利になったり、修正作業に追われたりしかねません。
この記事では、主要3モールのメイン画像ルールの要点と、モールをまたいで使える商品撮影の考え方を解説します。
読み終えるころには、撮影前に何を決めておけば手戻りを減らせるかが明確になります。
⚫︎モールの画像ルールは「1枚目」が要です
各モールの規定で特に厳しいのは、検索結果に表示される1枚目の画像です。
まずはここを押さえることが、商品撮影の出発点になります。
・なぜ1枚目にルールが集中するのか
1枚目は、検索結果や一覧ページで他店の商品と並んで表示されます。
そのため、各モールは見やすさと公平さを保つ目的で、背景や文字の扱いを細かく定めています。
2枚目以降は比較的自由度が高い傾向があります。
ただし、2枚目以降にも禁止事項が設けられている場合があるため、油断は禁物です。
・ルールは改定される前提で確認します
画像ルールは、モール側の方針により見直されることがあります。
過去に問題なかった画像が、改定後に対象となる可能性もあります。
そのため、登録前には各モールの出店者向けガイドを確認する習慣をつけましょう。
本記事の内容も、執筆時点で確認できた範囲の要点です。
⚫︎Amazonは純白背景のメイン画像が基本です
Amazonでは、メイン画像(検索結果に表示される1枚目)の要件がはっきり定められています。
結論として、白背景で商品だけを大きく写すことが基本です。
・メイン画像で求められる主な要件
セラーセントラル(出品者向け管理画面)のヘルプでは、メイン画像の要件が案内されています。
主なポイントは次のとおりです。
- 背景は純粋な白(RGB値255・255・255)
- 商品が画像の大部分を占めるように配置する
- 文字・ロゴの追加や装飾は入れない
- 販売する商品以外は写し込まない
商品の占有率や画素数には数値の基準があります。
具体的な数値は、最新のヘルプページで確認してください。
・撮影段階で気をつけたいこと
純白背景は、撮影だけで完全に再現するのが難しい部分です。
白い背景紙で撮っても、わずかなグレーや影が残ることが多いためです。
そのため、撮影時は商品の輪郭がはっきり出るように撮り、後工程で背景を白く処理する流れが現実的です。
商品の周囲に余白を取りすぎないことも、占有率の点で大切になります。
⚫︎楽天市場とYahoo!ショッピングは文字の量に注意します
楽天市場とYahoo!ショッピングには、共通点の多い画像ガイドラインがあります。
ポイントは、テキストの量・枠線・背景の3つです。
・共通する3つのルール
両モールの1枚目の画像では、次の考え方が示されています。
- テキスト要素の占有率は20%以下にする
- 画像を囲む枠線は入れない
- 背景は「写真背景」か「単色の白背景」にする
テキストの占有率とは、画像を縦横10マスずつに区切り、文字がかかるマスの割合で判断する考え方です。
「送料無料」などの販促文言の扱いにも制限があります。
・モールごとに異なる点
Yahoo!ショッピングでは、商品を中央に配置することや、余白の取り方についても案内があります。
一方で楽天市場は、RMS(楽天の店舗運営システム)内で画像の判定ができる仕組みを用意しています。
細かな規定や対象範囲は、それぞれの出店者向けガイドで確認してください。
同じ画像でも、片方のモールでは調整が必要になる場合があります。
⚫︎1回の撮影で3モールに対応する考え方
モールごとに撮り直すのは、時間も費用もかかります。
結論として、「素材は1つ、仕上げはモール別」に分けて考えるのが効率的です。
・素材写真は最も厳しい条件に合わせます
撮影素材は、最もルールの厳しいAmazonのメイン画像を基準にします。
白背景で、文字のない、商品だけの写真です。
この素材があれば、楽天市場やYahoo!ショッピングでは、規定の範囲で文字を加えるなどの加工で対応できます。
逆に、文字入りの画像から文字を消すのは手間がかかります。
・余白と縦横比を広めに確保します
撮影時は、商品の周囲に少し余裕を持たせて撮ると安心です。
モールによって推奨される縦横比や余白が異なるため、後からトリミング(切り出し)で調整できるからです。
ギリギリの構図で撮ると、トリミングの余地がなくなります。
「後から切れる」状態で撮ることが、使い回しの鍵になります。
⚫︎プロに任せる場合の確認ポイント
画像ルールへの対応を外部に任せる場合は、事前の共有が仕上がりを左右します。
出品先を伝えるだけで、撮り方の判断が変わるためです。
・出品先モールを必ず伝えます
依頼時には、掲載予定のモールをすべて伝えてください。
白抜きが必要か、写真背景で良いかなど、撮影・加工の方針が決まります。
当社でも、出品先が分かることで背景処理やカット構成を提案しやすくなります。
将来出店予定のモールがあれば、それもあわせてお知らせください。
・背景処理や画像制作の範囲を確認します
当社では、白飛ばし加工(影を残して背景を白くする処理)や切り抜き加工を1点100円〜で承っています。
また、楽天市場向けにはガイドラインに準拠した画像制作プランもご用意しています。
撮影だけか、モール用の画像制作まで含むのかで費用は変わります。
見積もりの段階で、作業範囲を確認しておきましょう。
⚫︎まとめ:モールのルールは撮影前に確認します
モールの画像ルールは、商品撮影の段階から意識しておくと手戻りを減らせます。要点を整理します。
・ルールが最も厳しいのは1枚目で、各モールの公式ガイドで最新内容を確認します
・Amazonは純白背景・文字なし、楽天市場とYahoo!ショッピングはテキスト20%以下などが要点です
・素材は最も厳しい条件で撮り、仕上げをモール別に分けると効率的です
次の行動として、出品中・出品予定のモールを書き出し、現在の1枚目の画像がルールに沿っているか見直してみてください。
株式会社 バーチャルインでは、ネットショップやホームページに掲載する商品写真を1枚400円〜(税別・条件により追加料金あり)で制作しています。
楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなど、販売先に合わせた撮影や画像制作にも対応しています。
初めての方には無料お試し撮影もご用意しています。出品先のモールと商品点数をお知らせいただければ、撮り方とお見積もりをご案内します。




















