商品撮影を依頼するときの発送ガイド|梱包・同梱物・返送の確認

商品撮影を依頼するときの発送ガイド|梱包・同梱物・返送の確認

商品撮影の外注では、撮影内容だけでなく、商品を正しく送る準備が品質と納期を左右します。品番が分からない、色名と現物が一致しない、付属品が足りない、返送先が未指定といった問題が起きると、撮影を始められません。この記事では、発送前の一覧表、商品への表示、梱包、同梱物、特殊商品の注意、受領確認、撮影後の返送までを順に解説します。

発送前に商品一覧を作る

商品名、品番、色、サイズ、数量、撮影の要否を一覧にします。商品そのものにも、外箱や袋を傷めない方法で品番が分かる表示を付けます。撮影会社が箱を開けたとき、一覧と現物を照合できる状態が理想です。

同じ形で色だけが違う商品は、メーカーの色名と販売ページの色名が一致しているか確認します。「ベージュA」「サンプル2」のような仮称は避け、納品ファイル名に使う正式名称を共有します。

商品と一緒に送るもの

同梱物必要になる場面確認事項
付属品セット内容を撮影する個数、色、組み合わせ
説明書組み立てや操作が必要撮影用の手順、完成状態
予備商品食品、コスメ、傷つきやすい商品開封用と外観撮影用を区別
衣装・小物モデル、使用イメージ撮影誰が用意し、どのカットで使うか
色見本色補正、カラーバリエーション基準にする現物や色チップ
返送資材専用箱や緩衝材が必要再利用の可否、返送ラベル

同梱物は商品一覧にも記載します。段ボールが複数になる場合は「1/3、2/3、3/3」と表示し、箱ごとの内容を記録します。配送伝票番号を撮影会社へ連絡すると、受領確認がしやすくなります。

撮影前提の梱包で商品を守る

輸送中の傷や変形が写真に残らないよう、商品同士が触れないように梱包します。アパレルは過度に小さく畳むと強いシワが付きます。光沢面には保護材を使い、剥がす場所が分かるようにします。箱やパッケージも撮影する場合は、送り状やテープを直接貼らず、外装箱へ入れます。

割れ物は個別に包み、箱の中で動かないよう固定します。アクセサリーや小型部品は、袋ごとに品番を付けます。組み立て済みの商品を送る場合は、輸送で可動部が動かないよう保護し、開梱手順を添えます。

食品・コスメ・電池を含む商品の注意

温度管理が必要な食品や化粧品は、受取可能な曜日と保管条件を事前に確認します。開封すると品質が変わる商品は、外観撮影用と開封・使用撮影用を分けます。消費期限や使用期限、アレルギーや取扱上の注意も共有します。

電池、液体、スプレー、磁石などを含む商品は、配送会社の規定や航空輸送の制限を確認します。撮影に通電が必要か、電池を同梱するか、使用後にどの状態で返送するかも決めます。判断できない場合は、発送前に撮影会社と配送会社へ相談します。

型崩れを防いで発送したいバッグの商品撮影例
バッグ:型崩れと金具の接触を防ぐ
液漏れと傷を防いで発送したい化粧品の商品撮影例
化粧品:液漏れ、キャップ、外装の傷を確認
温度管理と開封用の予備が必要になる食品の商品撮影例
食品:温度帯、期限、開封用の予備を確認

商品の状態と撮影後の扱いに合わせて梱包を変えます。撮影例は商品撮影サービスでも確認できます。

開封・使用してよい範囲を伝える

タグを外してよいか、保護フィルムを剥がしてよいか、食品を開封してよいか、コスメを実際に使用してよいかを明記します。販売在庫へ戻す商品と、撮影で消費してよい商品を分けます。モデル着用する衣類や靴は、着用後の取り扱いも確認します。

新品状態のパッケージと使用中の写真が両方必要な場合は、同一商品で対応できないことがあります。必要数量を撮影会社と相談し、予備を含めて準備します。

受領後の照合方法を決める

撮影会社が受け取った段階で、箱数、商品数、目立つ破損、付属品を照合できるか確認します。数量が多い場合は、受領報告の形式と、差異があったときの連絡先を決めます。発送前に商品と梱包状態を写真で残しておくと、輸送中の問題を確認しやすくなります。

撮影日までに不足が見つかった場合、追加発送するか、該当商品の撮影を後日に分けるか判断します。発売予定がある場合は、新商品の発売に間に合わせる撮影スケジュールを使い、追加輸送の日数も見込みます。

返送条件を依頼前に確認する

返送先、宛名、希望日、配送方法、送料負担、時間帯指定を伝えます。複数部署や倉庫へ分けて返す場合は、商品一覧に返送先を記載します。撮影完了後すぐ返送するのか、修正確認が終わるまで保管するのかも決めます。

撮影で開封・組み立て・着用した商品は、発送時と同じ状態へ完全に戻せない場合があります。再梱包の範囲、タグや封印、消耗品の扱いを事前に確認してください。高額品や一点物は、配送保険や受け渡し方法も相談します。

箱ごとの梱包手順

最初に商品一覧から、その箱へ入れる品番を決めます。次に商品単位で表示を付け、付属品と一緒に小分けします。緩衝材で保護して箱へ入れ、隙間を埋めたあと、封をする前に中身の写真を残します。最後に箱番号と宛先を確認して発送します。

撮影指示や返送情報は、メールだけでなく箱内にも一部入れておくと照合しやすくなります。ただし未発表商品の機密資料や個人情報は、必要な範囲に限定し、撮影会社の受領方法に従います。

到着時に問題が見つかった場合

数量不足や破損の連絡を受けたら、該当する品番、箱番号、発送前写真、配送状況を確認します。撮影を止める商品と、先に進められる商品を分けます。代替品を送る場合は、新しい伝票番号と到着予定を共有します。

外箱に損傷がある場合は、商品を動かす前の状態を記録してもらえるか相談します。配送事故の手続きには梱包材や写真が必要になることがあるため、処分する前に配送会社へ確認します。

商品返却後の確認

返送を受けたら、商品一覧と照合し、数量、付属品、開封状態、目立つ傷を確認します。販売在庫へ戻す商品は、社内基準に沿って再検品します。撮影で使用した商品をそのまま未使用品として扱えるとは限りません。

不足や破損があれば、受領後すぐに撮影会社へ画像と品番を連絡します。時間が経つと撮影時と返送時の状態を確認しにくくなるため、担当者と確認期限を決めておきます。

よくある質問

商品に管理シールを直接貼ってよいですか?

粘着跡や表面損傷の可能性があるため、商品へ直接貼らず、袋や下げ札、外箱に表示します。方法に迷う場合は撮影会社へ確認します。

返送用の送り状は必要ですか?

依頼先の運用によります。着払い・元払い、配送会社の指定、返送先を確認し、必要なら記入済み伝票を同梱します。

複数回に分けて送れますか?

可能な場合でも、撮影日やセット変更に影響します。どの商品をいつ送るかを一覧で共有し、受領締切と追加送料を確認してください。

発送チェックを依頼の一部にする

商品一覧と現物を照合し、付属品、予備、撮影資料、返送情報を一つずつ確認します。担当者名と連絡先を箱内にも入れておけば、送り状が汚れた場合でも連絡できます。発送後は伝票番号と到着予定日を共有し、受領報告を確認して準備完了です。

関連ガイド

色違い商品の品番管理は、カラーバリエーション商品の撮影方法も参考にしてください。撮影指示書を用意できない場合は、おまかせで依頼するために必要な情報で最低限の共有項目を確認できます。

商品撮影・モデル撮影のおまかせプラン

商品を送って撮影構成から相談

おまかせ撮影プランは、25カット以上を基本に、商品撮影、モデル写真、イメージ撮影を組み合わせるサービスです。発送する商品数、色・サイズ、付属品、希望用途を整理してからご相談ください。

おまかせ撮影プランの詳細を見る

お役立ち記事 一覧へ戻る

あなたをお助けする個別のプラン