商品撮影の指示書は、カメラの専門用語を書くための書類ではありません。「どの商品を、どの方向から、どの状態で撮るか」を依頼者と撮影担当者の間で揃えるためのものです。
指示書に必要な6つの情報
- 商品名・商品番号:箱や付属品と撮影対象を取り違えないために記載します。
- 掲載先:自社EC、Amazon、カタログなど、画像を使う場所を伝えます。
- カット番号:納品後の並び順と確認をしやすくします。
- 撮影方向:正面、斜め、背面、内側、寄りなどを指定します。
- 見せたい部分:ロゴ、ポケット、金具、素材、付属品などを具体的に書きます。
- 商品の状態:ファスナーを開ける、持ち手を立てる、箱を一緒に置くなどを指定します。
バッグを5カット撮る場合の記入例
| CUT | 撮影方向 | 見せたい部分 | 商品の状態・補足 |
|---|---|---|---|
| 01 | 正面 | 全体の形、ロゴ | 持ち手を立てる |
| 02 | 斜め45度 | 奥行き、マチ | 参考画像Aと同じ方向 |
| 03 | 背面 | 背面ポケット | ファスナーを閉じる |
| 04 | 内側 | 収納部、ポケット | 開口部を大きく開く |
| 05 | 寄り | 金具、革の表面 | ロゴ金具を中心にする |
曖昧な指示を、撮影できる言葉に変える
「いい感じに」「高級感が出るように」だけでは、撮影方向や商品の状態を決められません。完成写真で確認したい内容に置き換えると伝わります。
文章だけで伝わらない場合
スマートフォンで商品を置いた状態を撮り、矢印や番号を書き込んだ画像を添付すると、構図を共有しやすくなります。他社の商品ページを参考にする場合は、同じ写真の再現ではなく「参考にしたい方向」「必要な情報」を明記してください。
撮影前に、商品と一緒に送る付属品、箱、替えひも、保存袋なども一覧にします。靴ひもやバッグの持ち手など、販売時に見せたい状態があるものは発送前に整えてください。
